月カドがやってきた! |
ここで月カドといえば、みなさんお分かりの通り、もう92年10月号の
「岡村靖幸総力特集 やさしく愛して」これしかない!
そんな総力特集のこの号。表紙にも「最初で最後の永久保存版」とあります。
まさにその通り!
私も当時もちろん買いましたよ、読みましたよ、熟読しましたよ!
そっ、そしてボロボロになり、す、捨ててしまったのである。。。(ボソッ 小声)
今でも大後悔の、この愚行。
あぁ、今デロリアン(バックトゥザフューチャーのタイムマシンの車)があるなら乗って12年前に飛んでいくよ。って主役のマイケル・J・フォックスは難病だったね。
(ハイそこ!お前の言うことはイチイチ古いな、とか言わない!)
そんな、月カド。
ある日、このブログで何気なく「あぁ、小さい穴場な古本屋に月カドはないかしら・・・(私は月カド捨て女)」とつぶやいたら、「それは、もしかしてコレの事ですかね?なら持っているよ」という方が現れました。羨ましい、いいなー、大事にしてねと思っていたら、なんとその方はこう言われたのです。She said 「車のない男には♪」ではなく
「お譲りしましょうか?」
えーーーーっ!? いいの? Really?
このレアアイテムを!?
そして、頂いてしまったのです。この月カド。
この世にはミラクルな事があるのですね、神様の様な方もいるんですね。
湖から出てきた神様が「お前が欲しいのは、この金の斧か、銀の斧か、それとも月カドか?」な感じ。
神様から頂いた、月カド。
もちろん、お持ちの方もいるでしょう。でも読んだことのない方もいるでしょう。
そして、もしかしたら捨てた方も…
なので内容を少しばかりご紹介。
皆様も神様からの恩恵に預かりましょう。
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・スピリチュアル・メッセージ「どんなことをして欲しいの、ぼくに」
・本人自身による「全アルバム解説」
・コンプリートヒストリー「さまよう青春」
・「創ることと魅せること」吉川晃司氏との対談
・証言構成「靖幸のこと」
田中美奈子・奥田民生・小山田圭吾・仙道敦子・浜崎貴司・根本敬・槙原敬之・安藤秀樹・ CHARA
・本人自身による「ニューアルバム遅延経過報告」
・徹底分析「実物大 岡村靖幸」
・カラーグラビア「イケナイコトカイ」
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約70ページ余りを占める特集(総ページ数378ページ)。
最初のメッセージというのは、靖幸が自分の子供の頃からの事を語っています。
作文が好きだった靖幸。上手とか下手とかではなく、書くのが好きだった。中学生の時、24時間テレビ~愛は地球を救うを見て作文を書き、学校代表に選ばれた。内容は
「一番かわいそうなのは、難民の子供だ。もしも生まれてきても食べさせられないとかろくなことがしてあげられない状況であるなら、エッチをするのはやめてあげるべきだ」
…らいしね(笑)中学生の時にエッチとか言うと盛り上がるので大ウケだったそうです。
「さまよう青春」というのは、デビューからの軌跡。
ニューアルバムというのは、「禁じられた生きがい」の事ですね。
あと、証言のマッキーのコメントが素晴らしかったのでご紹介。
「真面目に生きてる人の歌。槙原敬之
僕がまだ非常に多感な頃は、岡村さんの音楽は僕にはとても信じがたい世界でどっちかというと毛嫌いしていたんです。でも、ある日突然わかっちゃったんです、これが。
わかったっていうと生意気かもしれないけど、ものすごく僕の気持ちにしみてきた時があって“あー、この人はただのエッチな歌を歌ってるようにみせかけて実はすごく大切なことをたくさん歌っているんだ”ってことに気づいたんです。それから僕は岡村さんのものまねもできるほどのファンです。岡村さんは嫌がるかもしれないけど、僕が歌いたいと思っている、男の子の本当の気持ちが岡村さんの歌の中にはいっぱいつまっています。
彼が作る歌はただの軟派野郎の歌じゃなくて、すごく真面目に生きている人の歌だと思います。いまの世の中、真面目に生きてたらきっとああいう歌になってしまうんじゃないのかなぁ。岡村さん、早くアルバム出して下さいね。」
これ、私が思っていることとホントにいっしょです。そうなのよ、マッキー!さすがにイイこと言うな。私がうまく言えなかった事が全部入ってるよ!
私は毛嫌いはしなかったけど、最初はメロディとインパクトから入ったから、凄さを感じたのは、というか分かってきたのはしばらくしてからです。
ただのエッチな歌だと思っている、全ての人に聞かせたい。
下ネタにすごく引いてしまう子とか、セクシャルな事に異常に嫌悪感がある人に、実は誰よりもピュアに唄ってるのよ靖幸は、と。
長くなってしまったので、この辺にしておきますが「ここの内容がもっと知りたい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント下さい。
できる限り、頑張ってわかるように書きたいと思います。
最後になりましたが、神様ことrose-hawksさん、本当にありがとうございました。
今回はボロボロにしません、大事にします!
本当に嬉しすぎて、感謝の言葉も尽きません。
どうもありがとうございました。